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by 金魚
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こんな夢を見た。


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12月9日。
漱石が亡くなった日。
今年は没後100年だから、本棚にある漱石を読み直そうか。。。
と思いつつも手をつけぬ間に今年が終わってしまいそう。
漱石と言えば「こころ」も好きだが、
その上をゆくのが「夢十夜」。
もう、俄然「夢十夜」が好きだ。
幽霊画を見ているような、
すーっと背筋がひんやりする怪しさ。
線香を焚いた時のような、
心鎮まる感じ。
「こんな夢を見た。」という出だしは、
その当時、とても新しい手法だったんじゃないかな。
香りが漂う程幻想的な小説なんて、そうは出会えない。

昨日、夏目漱石のアンドロイドが発表されたとの
TVニュースが流れた。
リアルで驚く。
顔はデスマスクを3Dプリンターで取込み、
肌の色は様々なモノクロ写真とカラー写真とを取込んで分析、
漱石のモノクロ写真を元にAIで再現。
声は漱石のお孫さんである夏目房之介さんが、
漱石と同じような背格好であった為、
そこから分析再現したらしい。
とある教授?が、
「私の夢は将来、漱石の人格を持ったAIを作って、
『明暗』の続きを描いてもらう事なんですよ。」
と話していた。
なんて恐ろしい。
このアンドロイドのレベルならまだしも、
人格を持ったAIという考えが、
とてつもなく恐ろしいと思った。
科学者、研究者って、
その純粋な探求心ゆえに、
とても恐ろしい。
歴史上でもそういった探求心から作ってしまった恐ろしい物が、
沢山あるじゃないか。
この先、一体どうなっていくのだろう。

「明暗」は途中で絶筆となってしまったからこそ
漱石の作品なのであって、
自称本好きの金魚としては、
AIの書いた「明暗」なんて読みたくもない。
だって、宮沢賢治ファンの皆さんだって、
AIが完結させた「銀河鉄道の夜」なんて読みたくないでしょう?
そうでもないのかな。。。


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by goldfish3003 | 2016-12-09 08:58 | 読書